【当院のご近所紹介】太閤秀吉も愛した歴史散歩道「天神ノ森天満宮」と「天下茶屋跡」

近くの天神ノ森天満宮と天下茶屋跡

こんにちは!誠巧整骨院です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

当院のブログでお届けしているご近所の魅力紹介シリーズ、「天神生根神社」はご紹介しましたが、お読みいただけましたでしょうか?

今回は、天神生根神社から当院を挟んだ反対方向にある、歴史のロマンあふれるスポットへとご案内します。

今回の主役は、なんとあの太閤・豊臣秀吉です!

秀吉が安産を祈願した「天神ノ森天満宮」

天神ノ森天満宮の入口

まずご紹介するのは、緑豊かな静かなたたずまいが魅力の「天神ノ森天満宮(てんじんのもりてんまんぐう)」です。

「天満宮」という名前の通り、学問の神様である菅原道真公をお祀りしています。受験シーズンには多くの学生さんが合格祈願に訪れるそうです。

しかし、この神社の魅力はそれだけではありません。

実は、安産祈願のご利益でも知られており、地元では「子安天神(こやすてんじん)さん」とも呼ばれ親しまれているのです。

天神ノ森天満宮参道

なぜ、安産の神様として信仰されるようになったのでしょうか。

その由来は、天下人・豊臣秀吉にあります。

秀吉は、側室の淀殿が懐妊した際に、この天神ノ森天満宮を訪れて安産を祈願したと伝えられています。

境内には、その言い伝えにまつわる「子安石(こやすいし)」という霊石が今も大切に祀られており、安産を願う人々の心の拠り所となっています。

天神ノ森天満宮歴史上の偉大な人物も、我が子の誕生を前に神様に祈りを捧げたのですね。

そう思うと、なんだか親しみが湧いてきませんか?

※これより先撮影禁止のため写真はここまでです。
奥には龍神様が祀られていたりしますので、気になる方はどうぞ。

 

「天下茶屋」の地名の由来はここにあり!

天下茶屋跡の石碑

さて、天神ノ森天満宮で秀吉の親心に触れたあとは、神社のすぐ近くにある「天下茶屋跡(てんがちゃやあと)」の石碑を訪れてみましょう。

ここは、秀吉が住吉大社への参詣や、重要な拠点であった堺へ向かう道中に、休憩のために立ち寄った茶屋があった場所です。

この地には「恵の水」と呼ばれる大変美味しい名水が湧き出ており、茶の湯をこよなく愛した秀吉は、ここで一服するのを大変楽しみにしていたそうです。

天下人である殿下が立ち寄る茶屋

天下茶屋跡

いつしか人々はそう呼ぶようになり、それが少し変化して「天下茶屋」という地名になったと言われています。

今では当たり前に使っている地名に、こんな壮大な歴史が隠されていたとは驚きですね。

残念ながら、当時の茶屋は戦災で焼失してしまいましたが、静かにたたずむ石碑が、かつてここで秀吉が茶を楽しみ、天下に想いを巡らせていたであろう悠久の時に誘ってくれます。

天神ノ森天満宮から天下茶屋跡までは、歩いてすぐの距離です。

穏やかな時間が流れる天神ノ森天満宮で静かにお参りし、天下茶屋跡で歴史の物語に思いを馳せる。

そんな素敵な散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

当院にお越しの際に、少し足を延ばして、太閤秀吉の足跡を辿る小さな旅をお楽しみください。

お腹が空いたら「とんかつ一番」が近くにあります。

天下茶屋跡の場所

住所は、大阪府大阪市西成区岸里東2-3-19
南海本線・高野線岸里玉出駅東へ300m

参考:大阪府神社庁のページより⇦

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