また自転車に乗りたい。人工膝関節で膝が・・・

症例報告

大阪市阿倍野区にお住まいのH.Y様(70代/男性)

誠巧整骨院にて

「五十肩で左腕が挙がらず、ズボンの後ろポケットに手が回らない」という事で来院された患者さん。

話を伺うと左の臀部にも痛みを感じているとの事で、坐骨神経痛の症状もありました。

施術をする

まずは身体の歪みをとる施術を行い、五十肩と坐骨神経痛に特化した施術をそれぞれ行いました。

坐骨神経痛の症状は予想より遥かに早く4回目で消失しましたが、五十肩の方はもう少しかかりました。

セルフケアとして、自宅での五十肩のトレーニングや日常生活において肩に負担のかからない動作や過ごし方などの指導を行い実施していただきました。

五十肩の方は結局約2.5カ月ほどかかりましたが、痛みを感じず肩を挙げる事が出来る様になりました。

そして・・・

肩が良くなって次は「また自転車に乗りたい」

すっかり肩は良くなられましたが、「また自転車に乗りたい」とポツリと。

聞いてみると、人工膝関節の手術後の入院中に食事の味がしなくなり「こんな不味いもん食わすんか!」と言って退院してきたので、リハビリができていない。

との事でした。

(全く味がしなかったのは・・・声には出しませんでしたが、どの様な状態になっていたのかを理解しました)

そして膝の曲げ伸ばしの訓練を7日間ほどし、70°しか曲がらなかった膝が105°まで曲がる様になり、サドルを少し高めにし自転車に乗れるようになられました。

たまに、ペダルから足が外れる時があり、安全に自転車に乗れる様、もう少し膝が曲がる様に訓練を続けました。

可動域訓練を終え、自転車で帰える時には、「一度もペダルが足裏から外れる事がなかった」「膝がちゃんと曲がったから」との事。

無事目標達成!!良かった、良かった。