筋肉の役割と重要性|失ってわかるカラダの変化とは?
見た目だけじゃない!
健康・代謝・姿勢…全てに関わる筋肉の真価とは?
「最近、体が疲れやすくなった」「体重は減ったのに見た目がたるんでいる気がする」そんな変化を感じていませんか?
その原因は“筋肉の減少”かもしれません。
筋肉は、見た目の引き締めだけでなく、骨・関節・内臓機能の維持や、代謝や水分保持など、体にとって非常に重要な役割を果たしています。
この記事では、筋肉の本当の役割と、筋肉を減らさないための生活習慣についてわかりやすく解説します。
目 次
なぜ、育ち盛りの子供の肌がみずみずしいのかご存知ですか?
ヒントというか答えはこれ↓
タンパク質を合成していく過程の図
アミノ酸が結合しペプチドが出来ると水も出来るという図です。
これが沢山繰り返され繋がっていくとタンパク質になります。
よって、タンパク質が作られると水が出きるということです。
どんどん体を作って大きくな赤ちゃんは、タンパク質合成が盛んなので水が溢れている状態です。
大人は成長が止まって現状維持だから諦めますか?ほとんどの人は、若い時と比べて運動不足やタンパク質摂取不足でカラダのタンパク質合成が減り、現状維持未満=退化=老化に向かっています。
今から始めれば2年後3年後その先と差がつきます!
糖質制限ダイエットでは糖新生が起きている
糖新生は、飢餓時に筋肉を壊して取り出されたアミノ酸からグルコースを作りだし脳のエネルギーとして使おうとする方法です。
脳以外でグルコースが使われるのは、心臓、肺、白血球、赤血球、副腎髄質など生きていくために重要なところばかりです。
体を壊してまで生きようとしている状態は緊急事態で危険です。
糖質制限ダイエットでは、筋肉(体)を壊すので筋肉が減って体重が落ちます。
脂肪はのこるけど!
体重重視ですか?見た目重視ですか?
”筋肉は脂肪より重い”とか聞いた事はないでしょうか?
筋肉の主成分たんぱく質は水を引き付ける作用があり、筋肉1kgに対して3kgの水が引き付けられます。
筋肉が1kg減るともれなく3kgの水も減るので、合計4kgも体重が減る事になります。
筋肉は重力に対抗してキュッと引き上げることができ引き締まってみずみずしく見えますが、脂肪は重力に逆らえず落ちてしまいぶよぶよでボヤっとしていたり浮腫んだ様に見えます。
楽して筋肉1㎏落としますか?それとも頑張って脂肪4㎏を落としますか?
筋肉と骨はセットとして考えましょう。
筋肉は骨に付いて関節を動かし体を動かすことができます。
筋肉量がしっかりあると筋肉に届ける酸素や栄養も増やす必要があるので、毛細血管を増やし必要な酸素や栄養を運ぼうとしますが、そのまま骨にも運んでくれます。
逆に、筋肉量が減って毛細血管が減って酸素や栄養も届きにくくなると骨も酸素と栄養不足で弱ってしまう事になります。
- タンパク質不足→筋肉(力)不足
- 運動不足→筋肉(力)不足
- 筋肉(力)不足→骨や関節も弱る→筋肉痛・骨折・関節痛
筋肉を機能的に分類すると
- 骨に付着し体を動かす「骨格筋」
- 内臓器官を動かす「内臓筋」
骨格筋は運動や筋トレをして鍛えて強くしていきますが内臓筋はどうでしょうか?
胃腸などの内臓筋は規則的で適度な食事をすることで鍛えられています。
ダイエットで食べていないと筋肉の材料は少ないし、内臓筋は鍛えられないしで、胃腸の動きが弱くなったり便秘や下痢とか色々不調がでてもおかしくないですね。
🔸筋肉が弱ると…
🔹筋肉が弱ると動くのがしんどくて、疲れやすく体を支えられないので姿勢が悪くなる。
🔹骨、関節が弱くなるので痛みが出る。
🔹筋肉量が少なくなると筋肉自体が痛みを出す。
🔹見た目は、細くてもブヨブヨか太くてブヨブヨかのどちらか。
🔸対策として
- しっかりタンパク質を摂る
- 運動をして筋肉をつける
- 間違った糖質制限はやめる(ブドウ糖を抜くと体を壊す)
筋肉は、単なる「動くための組織」ではなく、体の健康を支える多機能な存在です。
見た目の引き締め、骨や関節のサポート、内臓の働き、代謝や水分保持など、私たちの体のあらゆる部分に関わっています。
しかし、加齢や運動不足、極端な糖質制限などにより筋肉は減少しやすく、気づかないうちに体の不調や老化を招いていることも少なくありません。
健康で若々しい体を保つためには、
- 十分なタンパク質摂取
- 適度な運動
- 正しい食生活
を心がけ、筋肉を育て守る生活が大切です。
未来の自分のために、今日から筋肉ケアをはじめてみませんか?
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