【前編】「体が硬い」って実は損してる?ストレッチの大切さと柔軟性を高めるヒント
体が硬くなる意外な原因と、柔軟性を取り戻すための基本を解説!
「体が硬いけど特に困っていない」という方は多いかもしれません。
でも実は、その硬さが疲労や姿勢の悪さ、ケガのリスクにまで関係していることをご存知ですか?
本記事では、柔軟性が低下する原因や、ストレッチの効果的なやり方について解説します。
目 次
体が硬いけど気にならない?
筋力や持久力の不足には敏感でも、「体が硬い」ことを問題視する人は少ないかもしれません。しかし、
- 疲れやすい
- 姿勢が悪い
- 肩こりや腰痛がつらい
- つまずきやすくなった
といった日常の悩みは、柔軟性不足が一因になっていることがあります。
筋肉が硬くなる意外な理由
筋膜が硬くなる
筋肉自体は加齢や運動不足ではそれほど硬くなりません。問題なのは筋肉を包む「筋膜」です。
筋膜にはコラーゲンが多く含まれ、動かさないと徐々に硬化していきます。
つまり、動かない生活が続くと、筋肉ではなく「筋膜の柔軟性」が失われていくのです。
食べ過ぎが柔軟性を失わせる!
実は「食べ過ぎ」も柔軟性に影響します。
理由は2つ:
- 体脂肪が増えて関節の動きを制限する
- 糖化(AGEs)によって筋肉のコラーゲンが硬化する
糖化とは、余分な糖が体内のタンパク質と結びつき、機能を低下させる現象のこと。
筋肉内のコラーゲンが糖化すると、筋膜や腱が硬くなり、柔軟性が損なわれます。
筋トレで筋肉が硬くなる?
「筋トレで体が硬くなる」というのは誤解です。
適切に筋トレをしていれば柔軟性が低下することはありません。むしろ筋力は姿勢維持や関節の安定に役立ちます。
ただし、筋肉が過度に肥大すると、関節可動域が狭まり柔軟性が制限される可能性があります。
大切なのは、筋力と柔軟性のバランスです。
ストレッチをしているのに柔らかくならない?
ストレッチをしても効果が出ない理由の多くは「時間不足」です。
多くの人はストレッチにかける時間が5〜10分程度と非常に短い傾向があります。
筋トレやスポーツの時間の2〜3割でもいいので、ストレッチにしっかり時間を割くことが柔軟性向上のカギです。
ストレッチは疲れないトレーニング
ストレッチは疲労を起こさない唯一のトレーニングです。
- 疲労回復
- ケガの予防
- 血流促進
- リラックス効果
といったメリットもあり、テレビを見ながらでもできる気軽なセルフケア。
今日から少しだけ時間を増やしてみませんか?
続きは後編へ:「体が硬いとケガ・疲労・パフォーマンスにどう影響する?」
大阪市西成区で姿勢や体をしっかり働けるようにしたい方へ
当院では、自律神経脳活性整体整体と体の歪み矯正も行っております。
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