実は姿勢が崩れる原因は〇〇だった!肩こり・腰痛・二重アゴの根本改善法
姿勢が悪くなる本当の理由とは?
現代人が知らない姿勢崩れの根本原因と対策法
「猫背が気になる」「首や肩がこる」「最近、二重アゴが気になる」
それ、すべて姿勢が原因かもしれません。
姿勢の崩れは見た目だけでなく、肩こり・腰痛・頭痛・自律神経の乱れなど、さまざまな体の不調を引き起こします。
実は、現代人の姿勢が悪くなるのには明確な理由があるのです。
この記事では、姿勢を支える筋肉や生活習慣、正しい姿勢を維持するためのポイントをわかりやすく解説します。
目 次
理想的な姿勢(良い姿勢)は、最小限の筋活動とエネルギーで姿勢を保てる状態です。
つまり、良い姿勢なら「疲れずにラクに立てる」ということ。
「立っているのがしんどい…」と感じているなら、姿勢に原因があるかもしれません。
良い姿勢を保つには、姿勢保持に必要な筋肉=抗重力筋がしっかり働いていることが大前提です。
🔸抗重力筋とは?
重力に逆らって姿勢を支える筋肉のことで、特に主要姿勢筋として体の後面(背中・腰)の筋肉が中心になります。
悪い姿勢や筋力低下があると、肩こり・腰痛・しびれなどの不調が起こりやすくなるのも、後面の筋肉が関わっているからです。
※主要姿勢筋
安静立位姿勢では、体幹・内臓の重さが常に前下方にかかるため、後方から引っ張る力が必要となり、体の後面の筋が主要姿勢筋になります。
悪い姿勢の特徴は、特に骨盤から上(頭や首)に大きく現れます。
- 頭が前に出る
- 首の筋肉が固く・短く・太くなる
- ストレートネック
- 二重アゴ
- 背骨のカーブが乱れる
- 骨盤の傾きや重心のズレ
- 胸やお腹、お尻が垂れる
こうした姿勢の乱れは、肩こりや首の痛み、腰痛などの原因にもなり、見た目にも大きく影響します。
主な原因は「座りすぎ」です。
人間は本来、立って動くことに適した骨格と筋肉を持っています。
ところが、現代では椅子に長時間座る生活が当たり前になり、姿勢が崩れやすくなっています。
長く座るほど悪い姿勢が“固定”され、姿勢を支える筋肉(抗重力筋)が弱くなっていきます。
🔸運動不足
使わない筋肉は衰え、やがて働けなくなります。
細胞は使われないとアポトーシス(細胞死)によって消えていくため、筋力は自然と低下します。
🔸タンパク質不足
筋肉はタンパク質でできており、日々の入れ替え(動的平衡)で新しく作り変えられています。
食事から十分なタンパク質を摂取しないと、筋肉量が維持できず減少してしまいます。
🔸セロトニン不足
脳内物質のセロトニンは抗重力筋の働きに関係しています。
ストレスや疲労でセロトニンが不足すると、筋力が発揮できなくなり、姿勢を保つ力が低下します。
🔹ストレートネック
首の自然なカーブが失われ、首の骨や周囲の神経・血管・筋肉にストレスがかかります。
首こり・肩こり・アゴの不調・自律神経の乱れなどの原因になります。
🔹首の痛み・肩こり
頭と首が前に出ると、首の後ろの筋肉が緊張し続けるため、コリや痛みが発生します。
🔹頭痛
咬筋(噛む筋肉)などのバランスが崩れ、噛むたびに過剰な力が必要になり、こめかみ〜頭頂部に影響が及びます。
🔹顎関節症
下顎が後ろに引かれる状態になり、関節がズレて痛みや開口障害が起きやすくなります。
🔹二重アゴ
頭が前に出ることでアゴが後ろに引かれ、自然と二重アゴの状態になります。
長時間でもラクに立ち続けるには、以下の3つのポイントが重要です。
- 安定性
筋肉に余計な力を使わず、自然にバランスが取れていること。 - 非対称性
左右対象にこだわらず、「休めの姿勢」などでバランスを安定させる工夫を。 - 姿勢の交代性(変化)
ずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなり、疲れや痛みに繋がります。
左右の足を交互に使う、軽く揺れるなど、姿勢に変化をつけましょう。
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