アトピーの根本原因は「皮膚バリアの破綻」だった!
本当に治すために必要なこと
こんにちは。
今日は、アトピー性皮膚炎の本当の原因と、当院が考える根本改善のアプローチについてお話しします。
目 次
アトピーは「免疫の病気」「アレルギーの病気」と思われていませんか?
実は、最近の研究で分かってきたことがあります。
アトピーの本当の根本原因は「皮膚バリアの破綻」です。
これまでの考え方
↓
炎症が起こる
↓
皮膚が壊れる
↓
アトピーになる
この考え方だと、免疫を抑える薬(ステロイドなど)が根本治療になるはずです。
でも、実際はどうでしょう?
- 薬を塗れば一時的に良くなる
- でも、やめるとまた悪化する
- 何年も繰り返している
これは根本が治っていないからです。
本当のメカニズムはこうだった
🔸最新の研究で分かった真実
↓
ダニ、ホコリ、細菌などの異物が侵入
↓
免疫が「敵だ!」と反応(これは正常な反応)
↓
炎症が起こる
↓
さらに皮膚バリアが壊れる
↓
もっと異物が侵入…
↓
【悪循環】
つまり、免疫異常は「原因」ではなく「結果」だったんです。
壊れた壁(皮膚バリア)があるから、泥棒(異物)が入ってきて、警察(免疫)が騒いでいる状態。
警察を抑え込んでも(免疫抑制)、壁が壊れたままなら、また泥棒は入ってきます。
だから、壁(皮膚バリア)を修理することが根本解決なんです。
遺伝的要因 | ・フィラグリン遺伝子の変異や発現低下 |
環境要因 | ・乾燥 |
栄養不足(特に重要!) | ・タンパク質不足 ・必須脂肪酸不足 ・ビタミン・ミネラル不足 |
→フィラグリン遺伝子の変異や発現低下について、詳しくは別記事で解説(作成中)
ヒスタミンによる掻破(そうは)の繰り返
実は、「最初からアトピーだった」わけではなく、普通のかゆみを掻き続けているうちにアトピーになってしまうケースがあります。
- 食物アレルギー
- 虫刺され
- 乾燥肌
- 腸内環境の乱れ
これらが原因で体内にヒスタミン(かゆみ物質)が増え、掻いてしまうことでバリアが壊れ、さらにかゆくなる…という悪循環に入るんです。
この「かゆみの悪循環」について、詳しくは別の記事で解説しています。
→ 関連記事:「なぜ普通のかゆみがアトピーに?ヒスタミンと掻破の悪循環」(作成中)
🔸皮膚は何でできていると思いますか?
答え:タンパク質です。
皮膚バリアの主要成分
- フィラグリン(タンパク質)
- セラミド(脂質、でも合成にはタンパク質が必要)
- コラーゲン(タンパク質)
- ケラチン(タンパク質)
皮膚を作る材料がなければ、どんなに治療しても皮膚は強くなりません。
日本人女性の深刻な問題
🔸日本人女性の多くはタンパク質不足です
- ダイエットでお肉を避ける
- 忙しくて簡単な食事で済ませる
- 野菜中心の食生活
- 糖質(パン、麺、お菓子)が多い
🔸必要なタンパク質量
🔹健康な人の維持量:体重1kgあたり1g
例:体重50kgなら、1日50g
ただし、これは「現状維持」の量です。
アトピーの方は皮膚バリアが壊れている状態。つまり、今の悪い状態を維持するだけの量では改善しません。
🔹皮膚を修復して改善するには:体重1kgあたり1.2〜1.5g以上
例:体重50kgなら、1日60〜75g以上が目標
🔹現実
多くの女性は30〜40g程度しか摂れていない
これでは皮膚の材料が足りません
当院では、皮膚バリアを強くすることを最優先に考えます。
【メイン】皮膚バリア強化
1. 栄養指導
🔹タンパク質をしっかり摂る
- 肉、魚、卵、大豆製品
- 毎食、手のひら1枚分の肉または魚
(約100〜120g、タンパク質20〜25g相当) - 卵なら2個、納豆なら2パック
- プロテインの活用も
🔹良質な脂質(オメガ3など)
🔹ビタミン・ミネラル
2. スキンケア指導
- 正しい保湿方法
- 洗いすぎない
- 皮膚を守る習慣
3. 生活習慣の改善
- 睡眠の質向上(皮膚修復の時間)
- ストレス管理
【サポート】脳活セロトニン調律整体
ここで、当院独自の施術が活きてきます。
🔸なぜセロトニンが重要なのか?
セロトニンは「幸せホルモン」として知られていますが、アトピー改善においては
脳活セロトニン調律整体
↓
脳内セロトニンが増える
↓
【効果1】ストレスに強くなる
↓
掻きたい衝動が減る
↓
皮膚バリアが回復する時間を確保
【効果2】睡眠の質が向上
↓
夜中のかゆみが減る
皮膚の修復時間が増える
↓
バリア機能が回復しやすい
【効果3】免疫バランスが整う
↓
過剰な炎症反応が落ち着く
↓
バリア修復の邪魔をしない
つまり、セロトニンは皮膚バリアが回復するための「時間」と「環境」を作るサポート役なんです。
【サポート】腸内環境改善
🔸腸と皮膚も深く関係しています
腸内環境が悪い
↓
全身に慢性炎症
↓
皮膚の修復が遅れる
栄養の吸収が悪くなる
↓
バリア回復が進まない
腸を整えることで、皮膚バリア強化を後押しします。
施術の特徴
🔸優しいタッチの整体
- なでる・さするという心地よい刺激
- 痛みは一切ありません
- リラックスしながら受けられます
🔸科学的根拠がある施術
医学雑誌にも掲載された方法で、以下が確認されています
- セロトニン分泌の増加
- 脳血流の向上
- 深いリラックス状態(α波+β波)
- オキシトシン(幸せホルモン)の分泌促進
🔸3つの技術を統合
- セロトニンを増やす技術
- 体の歪みを整える整体
- 自律神経を活性化する独自整体
なぜこの施術がアトピーに有効なのか
【掻破行動の抑制】
- ストレスが減る→イライラして掻く回数が減る
- 睡眠が深くなる→夜中に無意識に掻くことが減る
- 心が安定する→掻きたい衝動をコントロールしやすい
【皮膚修復の促進】
- よく眠れる→成長ホルモン分泌→皮膚修復が進む
- ストレス軽減→炎症物質が減る→修復しやすい環境
- 自律神経が整う→血流改善→栄養が皮膚に届く
【栄養との相乗効果】
- タンパク質(材料)+ 良い睡眠とストレス軽減(修復環境)
= 効率的な皮膚バリア再生
ステップ | 内容 | 目標 |
---|---|---|
ステップ1: 土台を作る (最初の1〜2ヶ月) | ・タンパク質をしっかり摂る習慣 ・正しいスキンケア ・脳活セロトニン調律整体で睡眠とストレス改善 | 掻く回数を減らし、皮膚の修復環境を整える |
ステップ2: バリアを育てる (2〜6ヶ月) | ・栄養・睡眠・ストレス管理の継続 ・徐々に皮膚が強くなってくる ・薬を減らせる可能性が出てくる | 皮膚バリアの強化、炎症の減少 |
ステップ3: 安定期 (6ヶ月以降) | ・強い皮膚バリアの維持 ・多少のストレスや食事の乱れでも悪化しにくい ・薬が不要、または最小限 | 根本改善、再発予防 |
当院では「薬は敵」とは考えません。
🔸薬の役割
- 急性期の炎症を抑える
- かゆみを一時的に抑える
- 皮膚バリア修復の「時間を稼ぐ」
ただし、薬だけでは根本解決しません。
🔸理想的な使い方
薬で炎症を抑えながら
↓
タンパク質と栄養で材料補給
↓
セロトニン整体で修復環境を整える
↓
皮膚バリアが強くなる
↓
徐々に薬を減らす(主治医と相談)
↓
薬なしでも大丈夫な肌へ
- ステロイドを減らしたい、やめたい
- 何年も治療しているのに良くならない
- ストレスで悪化する
- 夜かゆくて眠れない
- 根本から体質を変えたい
- 食事改善にも取り組みたい
- 優しい施術を受けたい
Q: タンパク質はどのくらい摂ればいいですか?
A: 体重1kgあたり1g以上が目安です。例えば体重50kgなら50g以上。肉なら200〜250g程度です。詳しくは来院時にお伝えします。
Q: 痛い施術ですか?
A: いいえ、なでる・さするという非常に優しいタッチです。触れるだけでも痛みを感じる場所をお伝えいただければその場所は触れずに施術を変えていきます。
Q: 何回くらい通えばいいですか?
A: 個人差がありますが、まずは週1回を6〜10回続けることをおすすめしています。その後、状態に合わせて間隔を調整します。
Q: すぐにステロイドをやめられますか?
A: 急にやめるのは危険です。過剰な免疫反応や炎症反応を抑えるには有効です。皮膚バリアが強くなってきたら、主治医と相談しながら徐々に減らしていきましょう。
Q: 食事を変えるだけでは治りませんか?
A: 食事だけでも、施術だけでも不十分です。材料(栄養)と修復環境(睡眠・ストレス管理)の両方が必要です。
最後に
アトピーを本気で治したいあなたへ
アトピーは免疫を悪者にしているかぎり「治らない病気」になってしまいます。
本当の原因は皮膚バリアの破綻です。
🔸だからこそ
- 材料(タンパク質・栄養)を与える
- 修復環境(睡眠・ストレス管理)を整える
- 掻破を減らして修復の時間を確保する
この3つを同時に行えば、皮膚バリアは必ず強くなります。
当院では、皮膚バリア再生を最優先に考えた統合的なアプローチで、あなたのアトピー根本改善をサポートします。
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そんなあなたのご来院をお待ちしています。
一緒に、強い肌を作りましょう。
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