知ってましたか?姿勢は“柔軟性”に左右されます

柔軟性ブリッジ姿勢
姿勢が悪いのは、あなたの“柔軟性”が原因かもしれません
姿勢が崩れていると感じたことはありませんか?
実はその姿勢の乱れ、単なるクセではなく、筋肉の柔軟性の低下が原因かもしれません。
姿勢は見た目の印象だけでなく、体の不調やケガのリスクにも直結します。


この記事では、「姿勢と柔軟性の関係」から、日常生活で気をつけたいポイント、改善に必要な考え方までわかりやすく解説します。
目 次
1.姿勢と柔軟性の深い関係
2.姿勢は“技術”で身につけるもの
3.日常生活が姿勢をつくる
4.手遅れになる前に!姿勢を整えるために

姿勢と柔軟性の深い関係

バレイの姿勢と柔軟性

姿勢を決める要素のひとつに「柔軟性」があります。

柔軟性がある人の姿勢は美しく、健康的にも見えますよね。

体は「骨で支えている」と思われがちですが、実は筋肉によって骨が支えられ、姿勢が保たれています。

たとえば赤ちゃんの頭がグラグラしていても、筋肉が発達してくると「首が据わる」ようになります。

それと同じように、私たちの体も筋肉の柔軟性や強さによって安定しています。しかし、日常生活の中で筋肉のバランスが崩れてしまうと、姿勢も崩れてしまいます。

例えば猫背

ねこの背中

パソコンやスマホを長時間使うことで、背中が丸まりがちになります。

この姿勢が続くと、お腹や胸の筋肉が縮んだまま硬くなってしまいます。

その結果、体をまっすぐにしようとしても、硬くなった筋肉が背骨を前に引っ張り、自然と猫背になってしまうのです。

姿勢は”技術”で身につけるもの

逆立ちする子供

スポーツのフォームと同じように、姿勢も反復によって身につく“技術”です。

野球のピッチングやサッカーのキックも、正しい動きを何度も繰り返すことで身につきます。

姿勢も同じで、日々の姿勢の積み重ねがそのまま「今の姿勢」になります。

また、正しい姿勢を維持するには、筋力や柔軟性といった基礎体力が不可欠です。

例えば野球のピッチャー

たとえば、野球のピッチャーが正しいフォームを身につけようとしても、肩の柔軟性が低ければうまく投げることはできません。

無理に正しい動きをすると、ケガの原因にもなります。

これはスポーツ全般に言えることで、その競技に合った柔軟性が、ケガの予防やパフォーマンス向上につながります。

日常生活が姿勢をつくる

good

姿勢は習慣の積み重ねです。日常生活での姿勢のクセが、体の歪みをつくります。

「よい姿勢を意識しているのに保てない…」という方は、お腹・胸・腰まわりの筋力や柔軟性が足りていない可能性があります。

まずは、硬くなった筋肉の柔軟性をストレッチで改善しながら、正しい姿勢を意識することが大切です。

猫背を改善したいなら、背筋を伸ばす意識と同時に、お腹や胸の筋肉をストレッチで柔らかくしていく必要があります。

手遅れになるまえに!姿勢を整えるために

落ち込む人と慰める人

姿勢の崩れには2種類あります。

  1. 機能的不良姿勢:
    筋肉のバランスや柔軟性によるもので、意識やストレッチで改善可能。

  2. 構造的不良姿勢:
    骨の変形や関節の構造変化によるもので、意識やストレッチでは改善が難しく、外科的な処置が必要になることも。

機能的不良姿勢が何十年と続いてしまうと、「構造的不良姿勢」というやっかいな状態になります。

取り返しがつかなくなる前に修正のきく段階で、しっかり意識とストレッチによって機能的不良姿勢の段階で、改善しておきましょう。

お悩みの方へ

「ストレッチをしているのに効果が出ない」
「なかなか姿勢がよくならない」
そんなときは、当院の整体で体の歪みを整えるサポートをいたします。

ストレッチ関連記事はこちらからどうぞ⇦